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赤血球とは?
[ 18] 赤血球増加症
[引用サイト] http://www.nms.co.jp/naika2/blood/pv.html
●循環血液量が正常以上に増加した状態、具体的には、赤血球数600万/cmm、ヘモグロビン濃度18g/dl、ヘマトクリット値54%以上に増加した状態を赤血球増加症または、多血症と言います。 下痢、熱傷、発汗、嘔吐など:体液が喪失(脱水)して循環血漿量が減少した事による見かけ上の多血症 真性多血症:原因不明の赤血球増加症で、赤血球造血が正常の制御を受けない疾患です。 続発性赤血球増加症:酸素欠乏(高所住居者・心肺疾患)、エリスロポエチン産生腫瘍などに続発して見られます。 定義・概念:原因不明の赤血球増加症で、赤血球造血が正常の制御を受けず、自律的に増殖します。慢性骨髄増殖症候群の1つとして、赤血球系・白血球系・血小板系3系統の増殖が見られますが、中でも赤血球系の増殖が顕著なものです。中年に多く、男性では女性の約2倍に見られます。 症状:赤血球の増加に伴い血液の粘稠度が増すために、中枢神経系の循環障害による症状(頭痛・めまい・顔のほてり・のぼせ感・耳鳴りなど)が見られます。全身のかゆみ(特に入浴後)や高血圧もよくあります。また、皮膚(特に頬・鼻・くちびる)が赤く、粘膜は充血します。血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などは時に致命傷となります。更に、皮下出血、消化管出血、脳出血などが起こる事があります。 検査所見:末梢血では、赤血球、白血球、血小板のすべてが増加します。但し、白血球数は数万まで、血小板数も100万を越えないことが普通です。他の検査所見は、表1を参照。 診断:ストレス多血症と続発性多血症を除外する事が必要。主な鑑別点は表2を参照して下さい。polycythemia vera study groupの決めた診断基準を表1に示します。 治療:瀉血(血液を抜いて捨てること)と化学療法(骨髄抑制剤)を組み合わせて赤血球数をコントロールします。 ●ストレス多血症:脱水などの原因がないにもかかわらず、相対的赤血球増加症を示します。成人男性に多く、赤ら顔・肥満・喫煙者・社会的な活動性が高いなどが典型的なパターンです。精神的な緊張状態にある場合によくみられ、入院などによりストレスから開放されると治癒することから、この名前がつけられました。高血圧、高脂血症、高尿酸血症などを合併する傾向が見られます。 ●慢性骨髄増殖症候群:Dameshekという人が提唱した概念で、真性多血症・慢性骨髄性白血病・本態性血小板血症・原発性骨髄繊維症の4疾患をまとめて呼びます。これらの疾患では相互移行が知られています。
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